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冬は愛犬と雪遊び! 気をつけることと必要な装備&ケア

雪が降る季節!ワンちゃんは雪が大好きですよね。オーストラリアン・ラブラドゥードル(AL)も、もちろん雪が大好き。ALちゃんと一緒に、冬ならではの雪遊びを楽しむオーナー様も多くいらっしゃると思います。この冬は、愛犬と雪遊びにチャレンジしてみたいけれど、何を用意したらいいのか、どんなことに気をつけたらいいのか?と不安な方も多いのでは?そこで、雪遊びで気をつけることや必要な装備について、ニチイ学館社員犬の元担当トレーナで、自身も10歳のALと暮らす岡野がご紹介します。

冬が来た!愛犬との楽しい雪遊び

愛犬と一緒に雪遊び!特に雪の積もらない地域の方々にとっては憧れですよね。

愛犬と一緒に楽しめる冬限定の遊びはいろいろあります。

お手軽にできる遊びは、スノードッグランで雪玉を作ってのキャッチボール。雪の中におやつやおもちゃを隠して宝探しをしても楽しいですね。パワーがある子ならば、人が座ったそりを引っ張ってもらって、犬ぞりごっこなども楽しいです。

慣れてきたら、雪山やスキー場で愛犬と一緒に参加できるスノートレッキングやスノーシューツアーに参加したり、ゲレンデを一緒に滑走したりもできますね!

雪のある季節ならではの遊びはたくさん!愛犬と絆を深めるチャンスでもあります。

楽しい雪遊びだけど|気をつけるべきポイント3つ

けれども、雪遊びは楽しいだけでなく、気をつけなければならないこともあります。特に注意が必要なのは、以下の3点です。

雪遊び気をつけること 1. 氷の塊『雪玉』

「雪玉」という言葉をご存じでしょうか?

雪玉とは、雪がワンちゃんの被毛に付着した後に体温で少し溶け、そこに周りの被毛を巻き込み、新たな雪が付着する、ということが繰り返された結果できる雪の塊のことです。

雪玉は溶けて、固まって、を繰り返しているので、内部は氷のように固まっており、手で簡単に取ることはできません。雪玉が被毛に付着してしまうと、ワンちゃんは雪玉に体温を奪われてしまったり、雪玉が邪魔で動きが鈍くなってしまったりと、行動が制限される結果になります。

ALのように柔らかな毛質の犬は特に雪玉ができやすいため、要注意です。

雪玉は氷と被毛が一緒になっているものなので、無理やり取ろうと引っ張ると被毛と共に皮膚が引っ張られてとても痛いため、絶対にむしり取ろうとしてはいけません。

雪玉が付着した際は、応急処置として、お湯で溶かしたり、ステンレスのコームやスリッカーなどで雪玉をほぐしてあげるなど、無理に取らないように気をつけながら外してあげましょう。

雪遊び気をつけること 2. 雪の中に隠れている『尖った枝や岩、氷』

一見ふわふわな雪で覆われているところでも、雪の下には尖った枝や岩、氷が潜んでいることもあります。表面上は見えないため、ワンちゃんが深く踏み込んだ際に、足裏に刺さって、肉球を傷つけてしまうこともあります。

これは整備されたスキー場やドッグランではあまりないかもしれませんが、雪山でのスノートレッキングなど、自然の中を歩くときは特に気をつけたほうが良いでしょう。

雪遊び気をつけること 3. 紫外線の反射による『雪目』

雪目とは、長時間雪遊びをした際に、雪で反射した紫外線が目に当たり続けることで発症する目の炎症のことです。

雪は太陽の紫外線を強く反射するので、その強い紫外線が目に当たり続けると、角膜がやけどしたような状態になります。

症状としては、目をかゆがる、白目(結膜)の充血、光をまぶしがって目が開きにくいなどが挙げられます。長時間紫外線にさらされると、角膜炎を発症したり、将来的には白内障を誘発したりするリスクが上昇します。

ドッグランでの短時間の雪遊びではあまり影響はありませんが、天気の良い日の雪山やスキー場での長時間のスノートレッキングなどをする際は気をつけてあげましょう。

せっかく楽しく遊んでいたのに、ワンちゃんがケガをしてしまっては後悔しか残りません。 しっかりと対策をしてこれらの危険から愛犬を守りましょう。

これで安心!雪遊びの前に必要な装備

では、雪玉や、尖った枝や岩、氷によるケガ、雪玉のリスクから愛犬を守るためには何が必要?1つ1つ順を追ってご紹介します。

雪遊び対策 1. 雪玉

雪玉対策に必要なアイテムは、以下の4つ。全部は必要ありませんが、状況に応じてご用意ください。

  • レインウェア、スノーウェア
  • インナー
  • レッグガード
  • オイルスプレー

ワンちゃんの体の大部分をカバーするために、撥水加工、耐水加工が施されたレインウェアやスノーウェアを着用させます。

四肢が覆えるタイプやスヌード付きであれば、首回りや足回りの雪玉まで防ぐことができます。ウェアはロンパースタイプのようにすべてが繋がっているタイプや、背中にジッパーがついているタイプなど様々な形があります。

プラスでレッグガードを使用することにより、ウェアと足先の間の被毛につく雪玉も防ぐことができます。レッグガードは専用商品でも良いですし、100均のテーブル用の靴下や赤ちゃん用の靴下の先をハサミでカットしたものでも代用できます。

どうしても覆えない尻尾や顔周りには、オイルが配合ざれたブラッシングスプレーを塗布して被毛をコーティングします。オイルでコーティングすることにより、被毛に雪が付着しにくくなるため、雪玉の発生を抑えることができます。

山は天気の移り変わりにより気温の変化が大きいので、寒くなった時のためにウェアの下に着せるインナーがあると体温調節に役立つので、一枚持っていくと便利です。

雪遊び対策 2. 足裏のケガ

雪に潜んでいる尖った枝や岩、氷によるケガを防ぐために役立つのは以下の2つです。

  • 足裏保護ワックス(肉球クリーム)

靴を履くことにより、肉球のケガを防ぎ、肉球の隙間に雪玉ができるのを防ぎます。また、しもやけの防止にも効果的です。長時間遊ぶ際は使用したほうが良いと思います。

靴が苦手な子の場合や短時間ドッグランで遊ぶだけであれば、肉球に保護ワックスを塗布してあげるだけでも良いでしょう。指の間や肉球にたっぷり塗り込んでおくと、指間に雪玉ができにくくなるのでおすすめです。定期的に塗りなおしてあげるとさらに効果的です。

雪遊び対策 3. 紫外線による眼の炎症

紫外線による雪目を防ぐには、ワンちゃん用のゴーグルがおすすめです。

雪は太陽の紫外線を80%以上も反射すると言われています。

ワンちゃんは人よりも地面に近いため、目に当たる紫外線量が多いので、目を守るためにはゴーグルやサングラスを使用します。

出典元:ALPHAICON

愛犬の顔にフィットしたサングラスもしくはゴーグルを選び、常日頃から装着するように習慣づければ違和感なく使用できます。

雪遊び本番前に練習しよう!

そうは言っても、洋服や靴などを体に身に着けるのに慣れていない子の場合、いきなりの装備は、なかなか難しいですよね。

ワンちゃんのストレスを軽減するためにも、雪遊びをする前に、ご自宅で装着させてみるなどして練習から始めましょう!

必ず徹底すべきことは、嫌がった時に怒ったり叱ったりしないことです。犬が嫌がったらやめる・無理強いをしない、を意識して練習していきましょう。最終目標として、犬が喜んで着用したくなるように意識づけしてあげます。

愛犬の気持ちを考え、焦らずゆっくりと慣らしていきましょう。

洋服着用の練習

ワンちゃんに、いきなりズボッ!と着せるのは禁止です。

まずは洋服を見せ、頭を入れられたら褒める。次に前足を一足ずつ入れられたら褒める。後ろ足も一足ずつ入れられたら褒める。と、少しずつ段階を踏んであげることが大切です。

着用できるようになったら、着ると良いことがある!と認識させるためにもたくさん褒めてあげ、一緒に遊んであげましょう。

※犬の足は人のように横方向には広がりません。持ち上げるように前後に動かすイメージで着せてあげましょう。

<洋服の着せ方参考動画>

出典元:MANDARINE BROTHERSスキンタイトスーツ着用動画

靴を履く練習

次は、靴を履く練習です。まずは前足から始めます。

一足ずつ靴を履かせ、ちゃんと履けたら褒め、おやつなどを使いながら歩行の練習をします。

靴を履いて前足でスムーズに歩けるようになったら、今度は、後ろ足で練習を始めます。こちらもスムーズに歩けるようになったら、最後に四足履いての練習です。

愛犬は初めての靴に戸惑い、たどたどしい歩き方になってしまいますが、気を紛らわしながら歩行させることにより、徐々に違和感がなくなって通常の歩き方に近づいていきます。

歩けたらおやつを与える等で褒めてあげて、靴に対し良いイメージを持つようにすることを忘れずに。

靴の履かせ方参考(認定NPO法人 日本レスキュー協会)

雪目を防ぐゴーグル着用の練習

ゴーグルも、洋服や靴と同様、いきなりズボッ!っとつけるのは禁止です。

徐々にゴーグルに慣れさせるため、ゴーグルに顔を近づけたら褒める。鼻をくっつけたら、鼻を輪に通したら、鼻を輪に通して顔に当てたら褒める。顔にはめて耳の後ろでストラップをとめたら褒める、と一歩一歩徐々に慣らしていきます。

一歩進めたら褒めるを繰り返していけば、不快感も少なく徐々に慣れることができます。着用時間は数秒からスタートし、毎日少しずつ増やしていきます。

ゴーグルを着用すると視界が狭くなり不安がるので、明るい室内で練習を始めましょう。

ゴーグル着用の仕方 参考動画はこちら 出典元:インスタグラム @satomimomi

雪遊びの後のケアも忘れずに!

たくさん雪遊びをしてワンちゃんもオーナーさんもくたくた。けれども、遊び終わった後こそしっかりとお手入れをしてあげることが重要です。

ウェアを脱がせたらブラッシングスプレーをかけて念入りにブラッシングすることにより毛玉を防ぐことができます。

また、ウェアから出てしまっていた顔周りやお尻周りは雪が解けて濡れていると思いますが、そのままにしておくと毛玉の原因となるため、しっかりとドライヤーを当てて乾かしてあげましょう。

靴を履いていた子も履いていなかった子も、足先が濡れていたらしっかりと乾かしてあげた後、肉球クリームでしっかりと保湿してあげましょう。肉球がしっとり柔らかい状態のときに塗り込んであげれば、馴染みも良く、乾燥と冷えによるひび割れも防ぐことができます。

冬は愛犬と雪遊び! 気をつけること まとめ

愛犬と雪遊びする際に、気をつけてあげることや、必要な装備とケアについてご紹介しました。

冬限定の楽しいアクティビティを目一杯楽しむためには、事前の準備がとても大切です。

犬用の冬用装備は各メーカーから様々な商品が出ています。愛犬にぴったりなものを選んでしっかりと対策し、素敵な冬を過ごしましょう!

また、おうちで事前にしっかりと着用練習すると、当日スムーズに着脱できるので、是非とも練習してみてくださいね。

雪遊びにおすすめのスポット(関東編)はこちら☟

教えてくれた人(この記事の投稿者)

岡野

株式会社ニチイ学館 セラピー事業部

ニチイ学館の社員犬【ビスケット・ルアー・バニー・オリーブ】の担当トレーナーでした。
自宅では歴代大型犬を飼育し、現在も10歳のAL含む3頭と暮らしています。
休みの日は愛犬と海を散歩したりまったりしたり。
ALとの素敵な生活を提案いたします!

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